2012年5月 のアーカイブ

石巻 1年と1ヶ月後 その4

2012年5月1日 火曜日

今回もう1つの目的は、震災後何度か訪れている牡鹿半島の小渕浜でワカメ漁のお手伝いミッション。本当は炊き出しをやろうと計画していたのだけれど、事前に連絡をしたらちょうどこの時期はワカメ漁の最盛期。『来てくれるのは嬉しいけど、忙しすぎて相手にできないかも』となんとも嬉しい返事が漁師さんから戻ってきた。『じゃあ、何か手伝える事はありますか?』『いっぱいあるよ〜!手伝いにきてくれ〜!』ってな具合で予定変更。

約束の時間、小渕の漁港に着いた時目に飛び込んできたのは、まさにワカメの山!!至る所にワカメを塩蔵する釜が湯気を立てて、港全体が活気に満ちあふれている!!

以前は数台しか停泊していなかった漁船も港に一杯!写真を撮る間もなくお手伝い開始です。

11名のメンバーは各自なんとなく自分の持ち場を見つけてそれぞれ仕事をこなす。

茎から分けたメカブ部分。

塩蔵されたワカメから水抜き→カゴに移動→冷蔵庫に保管(ちなみにこのカゴ1つ約30キロ!)

箱詰め。

その日に収穫したワカメはその日のうちに加工される。とにかく鮮度が命!時間が許す限り選別、塩蔵、水抜き、箱詰めの作業が繰り返される。

とは言っても腹が減ってはなんとやらなので、みんなでお昼休憩。漁師の奥様達がとれたてのワカメ、アワビの煮物を出してくれた。もう最高に旨し!!

ランチ中には漁師さん家族が1年前の苦しさ、辛さ、そこに見えた希望など様々な話を言葉少なに話してくれた。

あんなに辛い思いをしたのにもかかわらず、震災後から支援をしてくれた日本中、そして世界中の人達にどうやってお返しをして行けば良いのか、何か良いアイディアはないか?と僕らに真剣に聞いてきたおばあちゃん。東北人の強さと優しさを感じ、なぜここに何度も足を運ぶ自分たちがいるのかが分かったような気がした。

さあ、しんみりもしていられないので午後の作業に取りかかろう!(本当は昼寝がしたかったけど)

その5につづく。